明星大学心理学年報 第30号

明星大学心理学年報 第30号 page 6/58

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2明星大学心理学年報2012年第30号られました。上京後,ご家族ができてからの帰省は30数年間続いている勘定になりますが,お子さんを同乗しての帰省は,お子さんの成長や結婚とともにやがて漸減していったはずなのに....

2明星大学心理学年報2012年第30号られました。上京後,ご家族ができてからの帰省は30数年間続いている勘定になりますが,お子さんを同乗しての帰省は,お子さんの成長や結婚とともにやがて漸減していったはずなのに,ご夫婦だけの帰省は現在に至っても連綿として続いています。この間の帰省の割合は,平均して1月に一回とのこと,かくも高頻度の訳をお尋ねしたところ,「両親の健康伺い」とのことであり,この一事をしても先生のお人柄を知ることができます。ご趣味に至っては,漢詩の鑑賞から囲碁,麻雀,硬式テニス,社交ダンス,ラグビー観戦,園芸,野良猫行儀訓練,水琴窟作り,表面張力研究,日本酒研究,渓流釣りまで多方面に及びます。特に渓流釣りについてはご一緒した手前,数えきれないほどの秘話がありますが,?ヶ岳水系,利根川水系,道志川,桂川のほか,奥飛騨川などへの早春から梅雨期,盛夏から晩秋にわたる釣行の経験は,同行できたことへの感謝や喜びといったものだけでは語り尽くせぬものがあります。先生が明星大学において長年にわたり成し遂げてこられた業績の数々は,すなわち,明星大学および心理学研究室の誕生から今日に至る歴史そのものです。我が大学は,新たな歴史構築に向けて今何が必要とされているのか,これへの最適解創出に関してヒントをいただける方は,揺籃期を経て今日に至る大学の歴史を創ってこられた先生をおいて他に見当たりません。先生からは,このような期待は迷惑千万,けしからん,とお叱りを受けることは覚悟の上ですが,お元気な大音声によるご示唆を熱望するあまりの所業としてお許し願うばかりです。あらためて,先生には,長い年月にわたり心理学研究室教職員に向けた誠実で温かなご指導とご鞭撻に対し,心理学研究室の教職員全員を代表して,深く感謝と御礼を申し上げる次第でございます。2009年4月心理学科教職員集合写真(前列右から2人目が塚田紘一名誉教授)