心理学年報31号 page 35/54

心理学年報31号

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宮田・竹内:発達障害児の行動傾向と保護者のストレスの関係に関する研究31Figure 1保護者のストレス得点とConners 3の各T-スコアとの関係81であった。保護者Bの保護者ストレス得点は苦悩が5,悲観が4,依存が1,不安が4,孤独は3で合計が17であり,Conners 3によるT-スコアは,INが70,HYが71,LPが65,EFが58,AGが90,PRが71であった。保護者Cの保護者ストレス得点は苦悩が6,悲観が2,依存が1,不安が4,孤独が2で合計が15であり,Conners 3によるT-スコアは,INが48,HYが49,LPが63,EFが50,AGが60,PRが53であった。保護者Dの保護者ストレス得点は苦悩が6,悲観が5,依存が8,不安が3,孤独は1で合計が23であり,Conners 3によるT-スコアは,INが70,HYが71,LPが65,EFが58,AGが90,PRが71であった。保護者Eの保護者ストレス得点は苦悩が7,悲観が3,依存が4,不安が10,孤独は4で合計が28であり,Conners 3によるT-スコアは,INが79,HYが85,LPが77,EFが81,AGが82,PRが90であった。保護者Fの保護者ストレス得点は苦悩が5,悲観が2,依存が2,不安が1,孤独は2で合計が12であり,Conners3によるT-スコアは3,INが83,HYが43,LPが88,EFが63,AGが49,PRが68であった。保護者のストレスの合計とConners 3による各スケールのT-スコアの関係を散布図として示し(Figure1),また相関係数を算出した。保護者ストレス得点は,