OVERVIEW研究科紹介
博士後期課程
指導教員、副指導教員による研究指導、通常の研究科目以外に、国内外に研究成果を発信する能力を養うための必修科目「学術成果公表特殊演習」を設け、研究者としての自立をバックアップします。
カリキュラム
博士後期課程 科目名 | 単位 |
---|---|
学術成果公表特殊演習 | * 2 |
学習心理学特殊研究 | 2 |
認知心理学特殊研究 | 2 |
神経心理学特殊研究 | 2 |
障害児心理学特殊研究 | 2 |
学校臨床心理学特殊研究 | 2 |
臨床心理学特殊研究 | 2 |
臨床心理面接特殊研究 | 2 |
知覚心理学特殊研究 | 2 |
発達心理学特殊研究 | 2 |
博士後期課程 科目名 | 単位 |
---|---|
社会心理学特殊研究 | 2 |
発達臨床心理学特殊研究 | 2 |
応用心理学特殊研究 | 2 |
心理学特殊研究指導1A | * 2 |
心理学特殊研究指導1B | * 2 |
心理学特殊研究指導2A | * 2 |
心理学特殊研究指導2B | * 2 |
心理学特殊研究指導3A | * 2 |
心理学特殊研究指導3B | * 2 |
※*印は必修科目。
課程修了の要件および学位
表は横にスクロールしてご覧いただけます。
心理学研究科 | 博士後期課程 | |
---|---|---|
専攻 | 学位 | |
心理学専攻 | 博士(心理学) |
博士後期課程の学生は、必修科目14単位、選択科目6単位以上の計20単位以上を修得し、学位論文審査及び最終試験に合格しなければなりません。
※法令の改正に伴う学則変更により、修了の要件が変わる場合があります。
学位論文
博士学位論文
論文 | 指導教員 |
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デンショバトにおける最適採餌行動の実験的行動分析―限界値定理の適用可能性と拡張性の検証― | 小美野 |
不登校に対する認知行動論的理解と心理教育ビデオ教材を用いたスマートフォンアプリケーションの開発 | 藤井 |
大学生を対象としたImplicit Relational AssessmentProcedureによる関係フレーム理論の枠組みからみた潜在的自尊感情の検証 | 竹内 |
教育方針
人材の養成に関する目的
心理学研究科心理学専攻は、心理学の研究・実践を通して、知識基盤社会を支える、創造性豊かな優れた研究・開発能力を持つ研究者並びに高度な専門的知識・技能を備えた職業人を育成する。
- 博士後期課程
- 博士後期課程では、心理学における研究及び実践を通して、新たな社会の創造・発展を牽引していく俯瞰力と独創性を備えた研究者を育成する。
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
博士後期課程
- 知識・理解
- 1.自らの専門領域に関する高度な専門的知識を修得するとともに、心理学の幅広い研究領域における今日的・発展的課題を理解することができる。
- 思考・判断
- 2.独創的かつ先進的な研究計画を立案し、高度な専門的知識と技能を駆使し、データを適切に解析するための実証的・科学的な論理的思考を行うことができる。
- 関心・意欲
- 3.日理論的・社会的な文脈の中に自らの研究課題を位置付け、研究を進めることによって、心理学界の学術的発展を牽引できる。
- 態度
- 4.研究倫理を身につけるとともに、現代社会が直面する諸課題に対して、地域社会や他領域の専門家と協働をはかりつつ、心理学の専門的立場から問題の解決に貢献することができる。
- 技能・表現
- 5.自立した研究者として必要な高い研究遂行能力を身に付け、研究の知見を学術論文としてまとめ、諸学会において、発表することができる。
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
博士後期課程
教育課程編成の考え方
心理学における高度な研究遂行能力と、研究成果を心理学界や社会に還元し、心理学の学問的発展や新しい社会の創造・成長を牽引することのできる俯瞰力と独創性を身に付けさせるため、「特殊研究科目」と「論文指導科目」によって構成する教育課程を提供する。
「特殊研究科目」では、一般・基礎心理学分野と臨床心理学分野の各領域における高度な専門的知識を修得させるための科目を配置する。又、投稿論文の執筆に必要なアカデミックライティング法や学会等での発表技能を身に付けさせることを目的とした科目を併せて配置する。
「論文指導科目」では、独創性、先進性、発展性に優れ、学術的かつ社会的意義を持つ博士論文研究を実施するために不可欠な高度な研究遂行能力を身に付けさせることを目的とした科目を配置する。
教育方法の考え方
「特殊研究科目」では、主として講義形式ではあるものの、演習形式に近い形態で授業を行う。
本科目では、教員と学生が異なる専門性をもつ研究者同士という対等な立場に立った上で、心理学の各専門領域の今日的・発展的課題について互いに議論を交わすことにより、当該領域に関する先進的かつ高度な専門的知識を修得させる。
「論文指導科目」では、演習形式により授業を行う。博士論文の執筆や、自立した研究者として心理学界や社会に貢献できる心理学研究を実施するために不可欠な、高度な研究遂行能力を修得させるための研究指導を行う。
評価方法の考え方
シラバスで提示された科目の学修(到達)目標の達成度を試験又は課題により評価する。又、博士論文については、博士の学位申請資格について心理学研究科心理学専攻の基準を基に予備審査を行った上、提出された学位請求論文の内容の妥当性や学術的・社会的意義について主査と2 人以上の副査により審査する。併せて、公聴会における研究成果のプレゼンテーションや質疑応答の適切さについても評価の対象とする。
入学者受け入れ方針(アドミッションポリシー)
博士後期課程
- 心理学の諸領域に関する専門知識を有し、各領域における近年の研究動向について理解できる人。
- 国内外の学術論文の内容を理解し、研究の潮流を見定め、その中に自らの研究課題を位置づけられる人。
- 人間の基本的な行動メカニズムや現代社会が抱える諸問題に深い関心を持ち、心理学の専門的立場から、それらの問題解決に向けた研究を行い続けることができる人。
- 研究者として、研究成果を学界ならびに社会に還元し、学術や社会の発展に貢献できる人。
- 実証的・科学的で高度な心理学研究を遂行するために必要な一連の研究技法を身に着け、得られた知見を学術論文としてまとめ、的確に発信できる人。
進路・キャリア(博士後期課程)
博士後期課程にて博士号を取得した方は以下のような進路先です。
- 新潟大学
- 専修大学
- 明星大学心理相談センター
- 明星大学非常勤講師
- 目白大学他